おかしな葉っぱ色ティラミス
同志社女子大学 D-SKai
現代人の食事は偏っているといわれていますが、なかでも食物繊維や葉酸は女性に摂ってもらいたい栄養素であると思っています。
しかしこれらは意識しないと摂れない栄養素でもあります。
そこで、葉酸と食物繊維をおいしく、しかも家庭でも簡単に作れて、サプライズもあるようなお菓子で作っちゃおうじゃないか!ということをコンセプトにレシピを考案しました。
具体的には、葉酸の多い食品として抹茶、アボカドを、さらに食物繊維も含む食品として小麦粉よりもおからを選びました(しかもおからは学校近くの商店街にあるお豆腐屋さんでひとかたまり50円!エコ?!)。
次に、これらの食品をどう組み合わせてひとつの料理に閉じ込めるかということにとても悩みました。
とくにおからの触感はお菓子としての使うには適しておらず試行錯誤を繰り返しました。
また、アボカドの青臭さを克服し、なめらかな食感を楽しんでいただきたいというこだわりもあります。
食材どうしがけんかしないよう、むしろその性質を生かせるようなレシピになったと思うので、ぜひご賞味ください!
おかしな葉っぱ色ティラミス
◎皮
- バターと砂糖をすり混ぜる。
- 餃子の皮を器の中へ入れて型取り、余った皮をギザギザに切る。
- 1のバターと砂糖を刷毛で薄く塗る。
- 2を180℃に熱したバターに入れきつね色になるまで焼いておく。焼けたら型から取り出してよく冷ます。
◎ティラミス
- アボカドの皮と種を除いて5o厚に切り、レモン汁とラム酒をかけておく。
- ハンドミキサーを使って、全卵、卵白、砂糖を湯煎でよくすり混ぜる。
- 牛乳、マヨネーズを入れてよく混ぜ、おからを加えてよく混ぜる。
- 抹茶をゴムベラでさっくりと混ぜ込み、クッキングペーパーを敷いたケーキ型に流し込む。
- 180℃に予熱しておいたバターで約20分焼く。
- 生クリームに砂糖を入れて七分立てにし、室温にもどしたクリームチーズ、ヨーグルト、卵黄の順に加えて混ぜる。
- 抹茶を振りいれてなじませるように混ぜる。
- 焼きあがったおから生地は型から出して冷まし、ティラミスの型に敷く。
- お湯で溶いたインスタントコーヒーをティラミス生地にたっぷり塗る。
- クリーム、アボカド、クリーム、おからケーキ、コーヒー、クリームの順に重ねる。
- 最初につくっておいた皮に盛り付け、抹茶を振り、黒豆を添えて出来上がり。
しんたまごは4人分で3個使います。
おかしな葉っぱ色ティラミス
◎皮
餃子の皮 : 8枚
バター : 大さじ2
砂糖 : 大さじ1
◎おからケーキ
おから : 100g
しんたまご : 2個
卵白 : 1個分
牛乳 : 50g
砂糖 : 40g
マヨネーズ : 10g
抹茶粉末 : 10g
◎クリーム
クリームチーズ : 40g
生クリーム : 40g
ヨーグルト(水切りした状態) : 40g
砂糖 : 12g
卵黄 : 1個分
抹茶 : 4g
◎コーヒーシロップ
インスタントコーヒー : 大さじ3
お湯 : 大さじ6
◎飾り
アボカド : 1個
レモン汁 : 適量
ラム酒 : 適量
黒豆 : 適量
エネルギー : 282kcal
たんぱく質 : 9.1g
脂質 : 17.0g
炭水化物 : 23.3g
葉酸 : 100μg
☆葉酸量は、葉酸と母子の健康を考える会の推奨マークのついた葉酸強化卵(可食部100gあたり葉酸量80μg以上)を使用した時の値です。